第5回『フォーム』と『場況読み』|エースの斬り口 目指せ頂点へ
今号では、RMUリーグ第4節で成功した一局を紹介します。 を切ってリーチするとダブルリーチ(以降はダブリー)です。 皆さんならどうしますか? ◆序盤の愚形テンパイは外す ダブリーをしないともったいないと感じる方もいるかもしれませんが、自分のフォームはあくまでもツモアガリを目指すことが基本です。 ダブリーの2ハンはリーチとツモで補うイメージで、テンパイを外して好形テンパイを目指します。 『テンパイが序盤でツモ回数が多いから愚形でもリーチする』のではなく、『序盤でツモ回数が多いから好形テンパイに組み直す時間があるのでテンパイを外す』といった考え方です。それが2ハンのダブリーでも変わりません。 あくまでも僕のフォームはツモアガリを目指すことなのです。 愚形でもリーチをすることで他家に対応させるといった戦術もありますが、僕の麻雀ではあまりその戦術は用いません。 特に序盤は、出アガリが期待できる字牌が待ちに絡むテンパイや三色や一通のような2ハン役が絡むテンパイ時に限ります。 実戦では打のダマテンとし、好形変化を求めました。 そして5巡目に以下の牌姿になりました。