第5回『フォーム』と『場況読み』|エースの斬り口 目指せ頂点へ

今号では、RMUリーグ第4節で成功した一局を紹介します。

(東4局1巡目 北家)
を切ってリーチするとダブルリーチ(以降はダブリー)です。

皆さんならどうしますか?

◆序盤の愚形テンパイは外す

ダブリーをしないともったいないと感じる方もいるかもしれませんが、自分のフォームはあくまでもツモアガリを目指すことが基本です。
ダブリーの2ハンはリーチとツモで補うイメージで、テンパイを外して好形テンパイを目指します。

『テンパイが序盤でツモ回数が多いから愚形でもリーチする』のではなく、『序盤でツモ回数が多いから好形テンパイに組み直す時間があるのでテンパイを外す』といった考え方です。それが2ハンのダブリーでも変わりません。
あくまでも僕のフォームはツモアガリを目指すことなのです。

愚形でもリーチをすることで他家に対応させるといった戦術もありますが、僕の麻雀ではあまりその戦術は用いません。
特に序盤は、出アガリが期待できる字牌が待ちに絡むテンパイや三色や一通のような2ハン役が絡むテンパイ時に限ります。

実戦では打のダマテンとし、好形変化を求めました。

そして5巡目に以下の牌姿になりました。

早くもくっつきの牌を選択することになりますが、手役も絡んできてちょっと悩ましいことになりました。

◆打点より場況を優先

打牌候補はです。 この選択の時、上家の阿部プロがをポンしていて、捨て牌を見るとピンズのホンイツ模様。

ですが、字牌もピンズも余ってなくまだテンパイをしているようには見えませんでした。

この牌姿は、にくっついてリャンメンになると高め三色が残ります。 にくっついてリャンメンになると、メンタンピンが確定し、一盃口の可能性が残ります。

どれも捨て難いのですが、この時は阿部プロがピンズのホンイツをしていたことで全体的にピンズが場に高く、そしてマンズの上が場に安かったのです。

僕の選択は打でした。 場況がない状況では打点を考慮して打とするのですが、この時はピンズとマンズの場況読みから、にくっつく可能性が高く、またその時のアガリ率が高い。 ピンズが高いのでピンズにくっつきにくいのと、くっついてもアガリにくいと考え、打点とのバランスも踏まえた上で打としました。 読み通り、最初にくっついたのはで10巡目に待ちのリーチとなりました。 終盤に、ドラを2枚持っている鳴きをしていた多井プロからが打ち出されて3900点のアガリになりました。

打点はさほど高くはありませんが、しっかり場況を捉えて判断できないと逃す可能性があったアガリなので、自分的には会心のアガリとなりました。
手なりのハネマンより嬉しかったりします(笑)

後半戦では、上手に打てた局をたくさん紹介できるように頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします。

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