ざっくり韓麻(ハンマ)ルール解説!

ざっくり韓麻(ハンマ)ルール解説!

2月25日に韓国最大級のカジノ、パラダイスシティにて韓国式麻雀『韓麻(ハンマ)』がリリースされた。

韓麻は我々日本人に馴染み深いリーチ麻雀とは異なり、符計算はおろか役の概念すらないという。
多くの麻雀ファンが気になっているであろうカジノ麻雀を、麻雀界Web編集部メンバー4人で実際にやってみたので、その経験も踏まえて簡単にルールを解説したい。

①役も符もなし!

リーチ麻雀との最大の違いはやはりこの一点に尽きる。
我々にとって馴染み深い言葉、平和もタンヤオも、役牌も清一色も、アガれたら嬉しい四暗刻も九蓮宝燈も韓麻には存在せず、アガリの形=「4メンツ1雀頭」があればどんな形でもアガリになるのだ。
(※例外として、七対子の形と国士無双の形はアガることができる。)

②使用する牌

4人麻雀・3人麻雀どちらでもリーチ麻雀の4人麻雀と同様の136枚を使用する。

また、数牌の5が全赤となっており、ドラ扱いになっている。(後述)

③ドラについて

韓麻はリーチ麻雀と異なる点もあるが、同じ点もある。それがドラだ。
ドラは以下が存在する。

表ドラ……最初から2枚めくられている
裏ドラ……リーチをしてアガると裏ドラ表示牌を2枚めくることができる
赤ドラ……マンズ・ピンズ・ソーズの5が全部赤。計12枚

※カンがあってもカンドラは増えず、カンウラもなし
※ ドラ表示牌が同一だった場合、1牌で2点ではなく、持っている枚数だけが加算される。

④副露(鳴き)について

ポンとカンは可能でチーは不可。
カンが成立してもドラは増えない(符も増えず三槓子の役もないので、ツモを増やす目的がメインになるだろう)。
1局のカンは全員で4回までなのはリーチ麻雀と同様。

4人麻雀でもチーができないので、普段ヨンマを打つことが多い人は不自由を感じるかもしれない。

⑤アガリの点数

対象 点数
ロン 6点
ツモ 2点
リーチ 2点
ドラ 1枚1点
国士無双のアガリ 20点

⑥和了の精算

ロンアガリの場合は放銃した人が支払う。
ツモアガリの場合は、リーチ麻雀のヨンマの場合だとアガリ点に対し親と子で50%・25%・25%という割合でアガリ者に支払うが、韓麻は全員が同様に支払う

仮に20点のロンアガリをするともらえる点は20点だが、20点のツモアガリは20点を他家全員からもらえるためヨンマなら60点の収入となり、シンプルにツモアガリが強いルールとなっている。

実際の精算は《点数×レート額》で決まる。

例)1点=1万ウォンの卓で「リーチ・ドラ2」を
  ロンアガリの場合…6+1+1=8点 8×10,000=80,000→8万ウォンを獲得
  ツモアガリの場合…2+1+1=4点 4×10,000×3=120,000 12万ウォンを獲得

※1局における1人の最大支払い点数は20点が上限となる。
よって3人打ちでは20点をツモった計40点、4人打ちでは計60点が最大打点となる。

⑦その他のルール

・ダブロン、トリロンは頭ハネ

・フリテンの概念がなく、テンパイしていればいつでもアガれる
※アガリ牌を切っていても、同巡フリテンも、リーチ後に見逃したけど数巡後にやっぱりロン、というプレイも可能

・ツモ山はドラ表示牌の直前まで取り切り

・ツモ山がなくなったら流局(ノーテン罰符などは記載がないため存在しないものと思われる)

・山を崩すなど、ゲームの進行が困難になった場合はチョンボ扱い
→チョンボはハウスに2点、同卓者に6点の計20点払い(4人打ちの場合)

⑧精算について

アガリが発生したら、審判が点数を確認→支払いへ。
レートに応じたコミッション(場代)を審判に支払い、次局へ進むこととなる。なお、局開始時点でデポジット額(ゲーム開始時に必要とする金額)を持っていないと次へ進めない。

以下にレートとコミッション、バイインとデポジット額をまとめたので参照されたし。

単位:ウォン

まとめ

ここまでが韓麻の大まかなルール解説になる。
イメージとしては「東天紅」と呼ばれる3人打ちのルールが近いだろう。

東風戦や半荘戦という概念もなく、一局精算で自らが席を立つか卓が割れるまで区切りなく続く麻雀。
人によって好き嫌いはあるかとは思うが、実際一度やってみると「ハマれる」のではないかというのが筆者の見解だ。

実際に編集部メンバーで試遊技してみた(もちろんノーレートで)が、高打点をツモった時の根こそぎ感は点棒麻雀ではあまり感じることのない面白さがあるだろう。

最後に、筆者が実際に遭遇した印象的な牌姿をいくつか紹介して本記事の締めとしたい。

牌姿①

体験会を始めた直後の牌姿。
普段ならマンズが何を引いても清一色に移行できる激アツの手牌だが…、韓麻では赤5を使い切れる方が優秀なので単騎からの引きはリーチ、などを引いて多面チャン(=ツモりやすい待ち)になったらリーチするのが良いのかな?と思って打っていた。

牌姿②

赤牌が足りず金5で代用

普段のリーチ麻雀ならアガれない(タンヤオのつかない)方をツモってしまってどうしようかな…となるところ。
リーチ麻雀ではただの役なしの手が「ツモ(2点)・ 表3・赤2」の7点オールに。最低レートの1万ウォンでも21万ウォン(2/28時点でおよそ23000円ほど)のアガリだ。

牌姿③

役牌という役もないため、字牌を絞る必要性があまりない麻雀なので、とサクサク鳴けて、(普段なら)小三元のテンパイのところにを引いてきた形。大三元…もといシャンポンよりもリャンメンが優秀と判断してツモ切ったが、リーチ麻雀に慣れ切った体は役満聴牌を見切る選択に首を傾げていた。

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