第12回:ヤミテンの有効な使い方②|「ワンポイント講座」

前回はヤミテンのメリットとデメリットを比較してみました。
時にはぐっとリーチしたい気持ちを押し留めるのも大事、ということに気付けたと思います。

では今回は、具体的にどういうときにヤミテンに構えるのがいいのか学んでいきましょう

◆ヤミテンにした方がよい場合◆

1. 手変わりが見込める場合
残りのツモ回数にもよりますが、目安としては手牌が1つ変わることで2ハン UP が見込めるなら手変わりを待ってもいいと思います。

例①:三色同順の手変わり

東2局 9巡目 西家
待ちでタンヤオ・ピンフ・ドラドラの満貫のテンパイですが、 が来れば三色同順の2ハンアップし跳満になります。

例②:ドラ+1ハン役の手変わり

東2局 9巡目 西家
待ちの平和・ドラ1、2000 点のテンパイですが、 ドラのが来ることでタンヤオ・イーペーコーとドラの3ハンアップが狙えます。

2. 場に見えすぎている待ちの場合
河やフーロに欲しい牌がたくさん切られたり見えているときは、ツモアガリもロンアガリも期待できません。
ましてや、もしリーチをかけたあとに相手から追っかけリーチが飛んでこられると放銃する可能性がぐっと高まります。

例③

東2局 9巡目 西家
が河に3枚切られているものとする。

3. 絶対アガりたい場合

南4局 7巡目 北家 (自分が現在トップ)

前回でも紹介しましたが、リーチせずとも他に役があれば誰からでもアガることができます。

今回の場合はオーラスで、自分が現状トップ、これをアガればトップで終われる! という状況でピンフのテンパイをしました。

このように、アガリ点よりアガることそのものが最優先される状況ではヤミテンが◎。

もし普段通りリーチをかけてしまった後に他家がアガって、自分が出した供託もあって 300 点差で逆転されてしまった…、なんてことがあったら悔やみきれませんよね…。

🌟
ポイント「リーチの是非は色んな情報との総合評価!」

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