【第10期社会人麻雀団体対抗戦】2日間に渡る熱戦は
10月26日(日)・11月3日(月・祝)の2日間に渡り、月刊麻雀界主催のチーム戦「第10期社会人麻雀団体対抗戦」(以下:社団戦)が新橋「新雀荘」にて開催された。

社団戦は4人以上1チーム編成で戦うチーム戦。今期は企業チーム、サークル・セット仲間チーム、麻雀教室チームなど22チームに加え、今年はゲストチームとして「日本プロ麻雀協会」チームが参戦し23チームでの戦いとなった。

全チームが正午に集結し、開会式は月刊麻雀界編集部・宮本一輝の進行で行い、はじめに編集長の髙橋常幸より挨拶があった。

続いて、ゲストプロチームの「日本プロ麻雀協会チーム」より、本日出場の茨城啓太プロ・川又静香プロ・相馬春花プロ・目黒めぐみプロからご挨拶を頂いた。

ルール説明のあと、2日間・全8回戦にわたって行われる社団戦の第1回戦目がスタート。
1回戦目は会社内の麻雀チームである「KMC」がなんと全員トップで125.8ポイントを獲得、2位と50ポイント以上を引き離し、幸先のいいスタートを切る。

2回戦を終え、依然首位は変わらずKMCチームが主導権を握るも、ここで健康麻雀から知り合ったサークルチーム「おもじゃん」のA・B両チームが一気にポイントを伸ばし、KMCチームへ迫る。

3回戦では上位陣が崩れ、2回戦まで3位だったおもじゃんBチームが首位になるも、ここで「タニケン」チームが2~3回戦で順調にポイントを加算し、首位に迫る。

初日を首位で終えたのは2回戦よりずっと好調をキープした「タニケン」チーム。しかし「おもじゃん」チームも4回戦に盛り返し、特にBチームは首位にわずか2ポイント差と肉薄し折り返しを迎える。

11月3日(月)、2日目となる社団戦を迎え、5回戦前にゲストプロチーム「日本プロ麻雀協会」チームより五十嵐毅代表・大川美優プロ・目黒めぐみプロ・相馬春香プロより挨拶をいただいた。

5回戦では上位チームが貯金を消費する展開になる。上位陣の顔ぶれは変わらないものの、ここで企業チーム「ギャラクシィ麻雀クラブ」が3人トップで一挙115ポイントを加算し6位へ急浮上する。

また、5回戦ではベテランチーム「匠の技チーム」の佐藤武信さんが役満「大三元」を和了した。

6回戦を終え、首位は依然おもじゃんBチームが守るも、ここでポイントをコツコツと積み重ねてきた日本プロ麻雀協会チームが2位まで浮上する。


(画像右)四暗刻をアガった『KMC』チーム・山﨑勝彦さん
残り1回戦を残し、依然首位はポイントを伸ばし続けるおもじゃんBチーム。2位に日本プロ麻雀協会チームがしっかりと首位へ食らいつき、優勝を虎視眈々と狙う展開。また、7回戦にKMCチーム・山﨑勝彦さんが四暗刻の和了を成就させた。
1回戦で100ポイント以上のポイントの上下もあるので、まだまだ中団のチームにもチャンスがあるが、結果はいかに……。


最終8回戦を終え、結果おもじゃんBチームが少しマイナスをするも耐え踏ん張り優勝、続いておもじゃんAチームが準優勝となり、同サークルのワンツーフィニッシュを果たした。
続いて3位に日本プロ麻雀協会チームがランクインした。

「おもじゃん」チームの皆さんは普段でのサークルではこの社団戦のルールに似た赤なしのルールで皆と麻雀をしているとのこと。今日のワンツーフィニッシュは日頃の訓練の成果が出た、と優勝のコメントで話していた。
トロフィーや賞状のほか、副賞として来年2月に和歌山県にて開催の「第3回健康マージャンペアフェスタ」東京都代表出場権が贈呈された。


(写真左)準優勝の「おもじゃんAチーム」/(写真右)第3位の「日本プロ麻雀協会チーム」
また、個人成績の部ではおもじゃんBチーム・井上幹介さんが197.4ポイントでチームを牽引し個人優勝。チーム優勝とともに2冠を果たした。
2位には「ワンダフル」チーム・土志田守さんが、3位にはおもじゃんAチーム・古頭ラッキーさんが入賞した。



【個人賞】左より、個人優勝・井上幹介さん(おもじゃんB)、準優勝・土志田守さん(ワンダフル)、3位・古頭ラッキーさん(おもじゃんA)

