第25回「超いい手何切る3問」

第25回「超いい手何切る3問」

こんにちは、ヨーテルです。
本日は【超いい手何切る】ということで、何切る問題を3問持ってきましたので皆さんに解いてもらおうかと思います。意外に全問正解できる方は少ないのではないかなって思うのでチャレンジしてみてください。

第1問

それでは早速第1問です。
東1局南家6巡目、ドラはで関係ないとしてここから何を切るのがいいでしょうか。

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こちらの答えなのですが、これは切りが正解になります。

これは各要素を比較してもらえれば明確にが正解になる問題です。

受け入れ枚数については、これは切りが一番多いです。
次いで切りが1枚差の2位に付けていて、打牌候補としてはの2択になるのかなと思います。以外の牌を切ってしまうと、このという三面チャンの形が崩れてしまうので、受け入れ枚数が減っているといった形になっています。

この、の比較なんですが、受け入れ枚数以外にも打点という要素でも差があります。注目すべきは、いずれかの6をツモった時の差です。

例えばを切ってを引くと、ソーズで一盃口ができます。一盃口、良いじゃないかと思った方もいると思うんですが、反対にを切ってを引くと、567の三色になるんですね。

一盃口は1ハン役、しかも鳴いたらなくなってしまうのに対し、三色はメンゼンでは2ハン役、かつ鳴いても1ハン付くということで、一盃口と三色なら三色を優先したほうがよいですね。をチーして[タンヤオ・三色・赤赤]といった鳴いての満貫も狙えるので、この問題は受け入れ枚数、打点共に切りが正解になります。

第2問

続いて第2問。東1局南家4巡目、ドラはです。

ドラがトイツに赤もあってめちゃめちゃいい手なんですが、ここから何を切るのが良いでしょうか。

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それでは正解なんですが、今回はを切るのが正解になると思います。

この問題、パッと見はどう見てもピンズのホンイツの手牌なので、ホンイツに決めてを切る人も結構いたのではないかと思うんですが、それがちょっとした引っかけになっています。引っかからなかった人はかなりの現実主義者なのか麻雀が強い人なのかどちらかだと思います。

確かにこの手牌、ホンイツがもう目の前に見えてはいるんですが、まだターツが足りていません。


このように分けてみるとまだブロックが4つしかないので、どこかでもう1つターツを作らなければいけないわけです。そうなったときに、このというのは非常に優秀な浮き牌になります。を引けば端にかかる絶好のリャンメンターツが出来ますし、を引いてもカンは端っこのカンチャンなのでそんなに悪くありません。

そして、今回何よりの注目点としてドラがなんですよね。さらに、役牌のがトイツなので鳴いていくこともできます。

つまり、ホンイツにしなくても満貫は確保されているということです。もちろんホンイツになれば跳満以上も見えてきますが、のくっつきというかなり優秀な受けを外して得られるのはの縦重なりだけと考えると、ここは一旦を切ってにくっつけての満貫ルートを残しておくのがアガリ率と打点のバランス的に最適解なんじゃないでしょうか。

もちろんこの後ピンズが伸びたり字牌が重なってホンイツのターツがきちんと5ブロック揃って足りたらその時は超高打点のホンイツ狙いまっしぐらで問題ないでしょう。ただ今の段階では両天秤に受けておくのが良いと思います。

第3問

続いて第3問、これが最終問題になります。東1局南家6巡目、ドラは で関係ないものとします。 をツモって一応テンパイしたが…という感じの牌姿ですね。手腕が問われます、何を切るのが良いでしょうか。

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まず正解なんですが、今回は切りを正解にしたいと思います。正直この問題は、今から聞く解説をすでに知っている人しか正解出来ないと思って出しました。僕も初見は盛大に間違えました。

まず、「テンパイを取る」という選択肢があると思うんですが、テンパイを取るのは正直ちょっともったいないと思います。単騎のリーチは、打点はあるんですが待ちが最悪なので、もうちょっとアガりやすい待ちを求めたいところです。

続いて一旦単騎のダマにしておいて、いい待ちになったらリーチ、という選択なんですが、これも確かに手替わり自体は多いんですが、が出ていってしまうので、いい待ちになっても代わりに打点は下がってしまいますね。最悪とかツモって[リーチ・赤]の2600点になってしまう可能性もあるので、それはちょっと打点的に物足りないですね。もうちょっと高みを目指せるはずです。

そこで、なら「ピンズを切って1シャンテンに戻す」という発想があります。正直その発想が出来たって人は結構麻雀打てる人だと思います。ただその発想の中で一番出てきそうな誤答が切りです。「とりあえずタンヤオだけ確定させておこう」という。を選んだ人がかなりいるのではないかと思います。僕も初見は切りました。

を切ると受けの1シャンテンになります。

一応が重なったらのフリテンでテンパイしますが、それは理想のテンパイではないのでちょっと除外させていただいて、基本的にこの6種類で満貫以上のリャンメンのテンパイが組めるといった形になります。

一方、を切るとどうなるかというと、の受けは一緒なんですが、これに加えての受け入れが増えます。受け入れ枚数としてはこっちの方が実は断然広いんですよね。

唯一デメリットとしてはのポンテンが取れないことくらいなんですが、そのロスよりもの受けを消すほうが痛いので、ちょっと盲点かもしれませんがこの形はを切るのが良い形とされています。


何切る問題の向き合い方
条件を変えて考え方を鍛えよう

問題は以上なんですが、何切る問題に向き合う時の考え方として、僕のおすすめのやり方を1つ紹介させてください。

基本的に、何切る問題と同じ牌姿は実戦で出てくることはほぼありません。今回は3問何切る問題を紹介しましたが、それがピンポイントに出てくるのは何百半荘に1回みたいなそんなレベルだと思います。

つまり何が言いたいかというと、何切るは答えを暗記しても意味がない、という話です。大事なのは答えに至るまでの考え方で、その考え方を鍛えることに意味があります。

考え方を鍛えるための方法として僕がオススメなのは、問題の条件を変えて考えてみる。というやり方になります。

例えば最初の問題。

これは一盃口と三色で三色の方が良いから切りが正解でした。

ではマンズの形を少しずらしてみて、三色がない牌姿なら何を切るのが正解でしょうか。

三色がないなら、一盃口の方を重視するので、正解は切りに変わります。こんな感じで1つの何切るを派生させて考えるやり方がオススメです。

2問目も派生させてみましょう。

先ほどはドラドラ赤で満貫濃厚だったが、赤1だけだったら…?

この問題、もしこの手にドラがなかったら正解は何になるでしょうか。

ドラがない場合は、仮ににくっつけても・赤1でたったの2000点になってしまいます。それだとアガりやすいかもしれませんがあまりに打点が低すぎます。ホンイツにすれば・ホンイツ・赤で満貫ですので、ドラがないならを切ってホンイツに決めるのが正解になります。

では最後の3問目。

最後は巡目を変えてみます。元の問題は6巡目でしたが、これが13巡目ならどうするのが良いでしょうか。

正解は、単騎リーチになります。13巡目というってことは残りのツモ回数が4,5回で流局なので、1シャンテンに戻してる余裕はありません。

まあ、13巡目ともなると場況も出ており場況に合わせることになると思うんですが、特に不利な条件がなければもうリーチするしかないと思います。

という感じに、1つの何切るからより多くの考え方を吸収するようなやり方をしてみると、何切るで得た考え方を実戦で使える確率もあがると思うんで、是非他の何切るでも試してみてください。

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