東京都麻雀業協同組合が営業講習会を開催!

9月11日(木)、麻雀店経営者を対象とした「麻雀店営業講習会」が開催された。



左から、東雀協・高橋常幸理事長、東雀協顧問・勝俣茂氏、東雀協組織拡充委員長・小沢一輝氏
講習会は髙橋理事長の挨拶で始まり、警視庁生活安全部保安課の本多譲二氏による「警視庁による行政指導」、東雀協顧問・警視庁OBの勝俣茂氏による「麻雀店営業についての昨今の状況」、東雀協組織拡充委員長の小沢一輝氏による「麻雀店集客ツールのご案内」、髙橋理事長による「組合活動のご紹介」の4部にわたって行われた。
警視庁からは3点の指導があった
「警視庁による行政指導」では本多氏より、営業上の留意事項、改正風営法について、暴力団排除についての3点の話がなされた。
営業上の留意事項では、一番多い行政処分が時間外営業であり、今年8月末時点での件数が昨年一年分の件数に迫る勢いであることが話された。他にも、立ち入りの際に実際にあったケースとして、営業者が不在であったケースや、営業所等の出入口が施錠されていたケースなどの話がなされた。
また、名簿不備についても話があり、退職者についても3年が経過するまでは備えておかなければならないと改めて周知され、その他違反事例として、名義貸し違反・賞品提供違反・無承認構造変更違反についても話がなされた。
改正風営法については、無許可風俗営業の罰則規定が強化されていることが話され、欠格事由の追加や処分逃れについて話がなされた。
暴力団排除についてでは、今年に入ってから風俗営業店に対する不当要求事案も発生していると話がなされた。
最後には、法の趣旨を改めて理解し、健全営業に努めるよう話がなされた。