第23回「手出しツモ切りの覚え方」

第23回「手出しツモ切りの覚え方」

こんにちは、ヨーテルです。
本日は「手出しツモ切りの覚え方」ということでやっていきたいと思います。

結構麻雀打つ人の悩みランキングで上位に来るのが「手出しツモ切りが覚えられません!」というもの。
確かに手出しツモ切りを覚えておけばそこからいろいろな情報が得られるし、麻雀の幅がもっと広がって楽しくなります!

でも
「覚えられない!」「私は記憶力にも自信がない。」
そんな方のために今回は、手出しツモ切りの覚え方のコツについて解説します。

今回は僕が実際に手出しツモ切りを覚えるために使っている方法を紹介するのですが、この方法はなるべく体力を使わないで手出しツモ切りを覚えるということをメインにしています。

手出しツモ切りを覚えるのってまともにやったら結構疲れるじゃないですか。
なぜ疲れるのかというと、相手の手牌をじーっと見て「手出しツモ切り覚えなきゃ」というような感じで意識してるから疲れると思うんです。

なので、僕は意識して手出しツモ切りを覚えることはあまりしていません。ではどうやってるかというと、無意識で覚えるようにしています。

「なんか難しいテクニックが必要なのかな」
って思うかもしれませんが、正直誰でもできます。

ではその方法を発表します。その方法とは

相手の手牌を見る。

これだけです。

相手が牌をツモって、切る。この瞬間を見ておくだけ。
しかも、そんなに集中して見てなくてもよくて、なんとなく眺めてるだけで大丈夫です。ずっと集中してると疲れちゃうんでね。もうほんと視界の隅っこに入ってくるくらいで問題ありません。

これを聞くと「いやいやそんなんだと、見てたところで手出しツモ切り覚えられないじゃないか!」と、思ったことでしょう。
確かに、ただ見てるだけだとすべての手出しツモ切りを覚えることは不可能です。でも、重要な情報だけならこれでも十分覚えられます。

例えば皆さんニュース番組とか見ると思うんですけど、別に全神経集中させてみてるわけじゃなくて、大体作業しながらとかご飯食べながらとかでぼーっと見てると思うんですよ。
だから興味のないどうでもいいニュースのこととかはすぐ忘れます。でも自分の好きなジャンルのニュースとかは覚えてますよね。それは興味のあるニュースの時だけ脳が覚えようとするからです。

これと同じ話が、手出しツモ切りを覚えることにも使えるわけです。

人間の脳というのはかなり優秀で、目にした情報をまず1回脳の中に入れて、必要ないな、と思った情報は忘れて、重要な情報は覚えておく、というのができるようになっています。

手出しツモ切りというのは、すべて覚えていなくとも重要なところだけ覚えていれば十分実践で活用することができます。

この重要な情報というのは【すべて手出しの情報】になります。
つまりツモ切りを覚える必要はありません。なぜなら手出しさえ覚えていれば残りは全部ツモ切りなので、覚えるのは手出しだけでいいということですね。

では何が重要な情報になるのか、というのを4点、今から説明していきます。

その① ターツ落としの2枚目

例えば対面の人が以下の図の捨て牌をしていたとしましょう。

この人が6巡目にを手出ししてきました(上図の一番左)。と切っているのでこれはカンチャンターツを落としたということになります。
ちなみに、1つ前のが手出しだったかどうかは関係ありません。手出しかどうかを覚えるのはこの2枚目、だけで大丈夫です。これだけでカンチャン落としの情報は手に入ります。

ここから得られる情報なのですが、基本的に2つあります。

・カンチャンがいらないくらいまとまった手
・カンよりいい待ちが残っている手

まあ要はいい手である可能性が高いということなので、自分の手次第ですが少し警戒して安全牌を残してみたりとか、そういう活用の仕方ができます。

その2 逆順切り

逆順切りというのは、こういう捨て牌のときに見られます。

例えばこの6巡目のが手出しだったとしましょう。
ここから、この人にとってこのが、前巡に切ったよりも必要だったということがわかります。

ただ、手の中でとが孤立してたとしたら、普通は使いづらい端っこのから切ります。ただ今回はが先に切られている、と。これが「逆順切り」です。

使いやすいよりを残してたということは、この人の手の中にはの周りの牌があるのではないか、という推測ができます。

なのでこの情報を使うと、山読みがちょっとしやすくなるというメリットがあります。自分の手でとが孤立してた時、あの人がのそばを持っていてのくっつきは少し弱いからの方を残そう、といった活用の仕方をします。

その3 鳴いた人の“最終手出し”

鳴いた人というのは、リーチと違ってテンパイしてるのかわからないのが難しいところです。だからこそ、鳴いた人の手出しを見ておくと通る牌がわかって一気に楽になることがあります。

例えばこういう仕掛けしてる人がいて、10巡目のが最後の手出しの牌(=最終手出し)だったとしましょう。
これを覚えておけば、の後に切られた全員の牌がすべて通ることになります。

通る牌が増えると戦いやすくなるのは言うまでもありませんので、ぜひ覚えておきましょう。

その4 不自然な手出し

これは結構上級テクニックなのでおまけ程度に知っておけばいいかなと思うんですが、不自然な手出しというのは

「相手の手が○○だとしたら××が手出しされるのはおかしい。つまり相手の手は○○ではない」

こういう論理で使います。

わかりやすい例としてはこういう場合で、が最後手出しで切られたとしましょう。
仕掛けだけ見たらソーズのホンイツっぽいのですが、ソーズのホンイツに使えないがといった字牌よりも残っているのは変ですよね。これをさっきの文に当てはめると

相手の手がホンイツだとしたらが手出しされるのはおかしい。つまり相手の手はホンイツではない。

こういった感じになります。

こういう例はたくさんあるんですが、もっと詳しく知りたい方はこちらの過去動画「手役を否定する読みというのがあるのでそちらご覧になってみてください。

以上が手出しの重要な情報になります。まとめますと、
 ①ターツ落としの2枚目
 ②逆順切り
 ③鳴いた人の最終手出し
 ④不自然な手出し

この4つですね。

そして、この4つが重要な情報であるとしっかり認識しておくことが大切です。
人間の脳というのは、見た情報の中で重要な情報だけ覚えて、どうでもいい情報は忘れるようにする、というのを無意識で行っています。

だからこそ、何が重要で、何がそうでないのかを認識しておかないと、全部の手出しツモ切りを覚える羽目になってめちゃくちゃキツイ、難しい、という話になってしまうわけです。

無意識を使って楽に手出しツモ切りを覚えるためにも、ここはしっかり認識しておきましょう。

まあそうはいっても、麻雀は自分の手も大事ですので見落としてしまう時もあります。僕も手出しの見落としとかは結構やります。
ただそういう時にも、あまり気にしないことが大切です。
むしろそこで気にして「次からしっかり手出し見なきゃ!」などと思ってると自分の手牌がおろそかになってしまうので、完璧を求めすぎないということも大切なのかなと思います。

というわけで今回のコラムは以上になります。
人間の体力にも限界があるので、手出しツモ切りを覚えるみたいな一見きつそうな内容でも、抜け穴を見つけて楽できるところは楽をしてみましょう。

元動画はこちら

前回コラム
第22回「フリテンリャンメンの扱い方」

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